スーパーフードとは

スーパーフードはアメリカやカナダで1980年代頃から提唱されている食品に対する概念です。通常の食品に比べて、健康によい有効成分を特に多く含む食品を指します。選ばれる食品は様々ですが概ね共通しています。スーパーフードの概念は、アメリカの医師スティーブン・プラットの著書「スーパーフード処方薬~あなたの人生を変える14の食品」(2006年未訳)、ローフード・リビングフードのエキスパートと呼ばれるデイビッド・ウォルフの著書「スーパーフード」(2009年未訳)、これらの本により広く一般に広まりました。これらの本の中で、スーパーフードは、「健康によい栄養分を豊富に含みながら、多くは低カロリーである食品」「特定の有効成分の含有量がとびぬけて高いもの」「ごく少量で栄養・健康成分を効率的にとれるもの」というように定義づけられています。これらの定義からもわかるように、スーパーフードは、はっきりと特定の食品を分類定義したものではありませんが、一般の食品よりビタミン、ミネラル、ファイトケミカル、アミノ酸などの栄養素を多く含む主に植物由来の食品として理解されています。スーパーフードは私たちの食生活にすでに取り入れられているもの、手軽に入手できるものも多くあります。スーパーフードを知ることにより、より健康と美容によい食生活を楽しみましょう。
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