パウダーファンデーションのつけ方
ファンデーションはつけ方で仕上がりが変わります。長い間、自己流でつけていると知らず知らずのうちに均等な厚塗りになっている可能性もあり、不自然な仕上がりになりがちです。下記の手順にそって自然で美しい仕上がりを目指しましょう。
①化粧下地を顔全体につけたあとファンデーション適量をスポンジにとり、手の甲でなじませてから顔全体にのばします。まず頬の中から外、あごから外、次に額につけます。それを半顔ずつ行います。
②鼻筋から鼻側面、上から下にぬっていきます。小鼻は上下に。鼻の下、口の横、下、口のまわり。まぶた、目の下、をそれぞれスポンジの端を使ってなじませます。
③生え際、フェイスラインは、ファンデーションを足さずに中から外へ。外側にむかってグラデーションをつくっていくイメージでなじませます。ここでファンデーションを足してしまうと不自然な仕上がりになります。
④スポンジをきれいな面に持ちかえて、軽くパッティングをし、全体になじませます。目じりの下、鼻の穴のまわり、小鼻、口角がぬりのこしてあると、そこが影になり疲れた印象になります。細かいところこそ、丁寧になじませていきましょう。まぶたは、皮膚が薄いので、スポンジにファンデーションを足すことなくおさえる程度になじませます。目の周りは、つけすぎるとしわやたるみを目立たせてしまうのでスポンジに残っているファンデーションでなじませます。まぶたは、アイシャドウのきれいな発色のためにも忘れないように丁寧になじませましょう。
目じりのようにくぼみがあるところは、アイシャドウチップでつけると量の調節がしやすくきれいになじみます。小鼻の横はぬり忘れが多いところ、疲れた印象にならないためにもしっかりなじませましょう。
最後に確認したほうがよいのは、ほほ骨の一番高いところです。この部分がきれいについていると、顔の印象が美しくなります。この部分は重ねづけをしても不自然になりにくいので、丁寧に重ねてつけて頬骨の一番高いところがむらなく仕上がっているか鏡を近づけてよくみましょう。