ビオチン
酵母の成長を促し、皮膚のすこやかさを守るビタミン
主な働き
・糖質やたんぱく質、脂質の代謝をサポートします。
・皮膚の炎症を予防する効果があります。
不足すると
・欠乏症はほとんどありませんが、長期の腸管栄養を受けたり、抗生物質の服用により腸内のバランスが崩れている方、また極端なダイエットをしている方、乳児の場合は不足することもあります。
・欠乏症としては、皮膚炎、結膜炎や貧血を引き起こすことが考えられます。
摂りすぎると
摂りすぎによる心配はありません。
●摂取基準(目安量)※厚生労働省「日本人食事摂取基準2015年版」による
18~29歳以上の男女 50μg/日
●含まれる食品
鶏レバー、落花生、卵黄
●その他
炭水化物や脂肪、たんぱく質の分解・合成にかかわります。以前はビタミンHと呼ばれていましたが、ビタミンB群の一種です。
●関連知識
7大栄養素とは >
7大栄養素① たんぱく質 >
7大栄養素③ 脂質 >
7大栄養素④ ビタミン >
現代日本人の栄養バランス >