食事の工夫
●食べる時間と内容の工夫
1日の摂取エネルギー総量だけでなく、食べるタイミングも大切です。油ものや甘いものが我慢できない場合は、早めの時間帯に食べるのがおすすめです。また夕食は要注意。夕方以降は腸の吸収が良くなるうえ、脂肪合成のピークも訪れるので、からだに蓄積されがちです。同じメニューでも、汁物→野菜類→主菜→炭水化物のように食べる順序を工夫すれば、血糖値が急上昇しにくく脂肪として蓄積しにくいといわれています。
・食事のボリュームとバランス
1日のエネルギー総量が同じでも、朝食に800kcalの食事をすることと、夕食に800kcalの食事をすることでは、後者の方が体脂肪として蓄積されやすくなるという見方があります。
●上手な食材選びと調理方法
同じ魚でも「脂肪分が少ないもの」、「炒めるより蒸す」など、素材選びや調理方法の少しの工夫で、摂取カロリーを減らすことも可能です。ぜひ覚えて、毎日の料理に活かしてください。